映画: 恋はデジャブ
また「ファンタジー映画トップ50」のリスト中からレンタルしました。
原題は"Groundhog Day"で、グラウンドホッグ(別名ウッドチャック)に春の訪れを占わせるアメリカの奇祭のこと。 主人公のフィルは地方テレビ局の天気キャスターなのだが、自己中心な上に自信も過剰気味で日々繰り返す同じような暮らしに飽き飽きしており、全米ネットワークでスター扱いされることを夢見ている、と言うよりはそうなって当然と思い込んでいる。 今年もグラウンドホッグ・デーが近づき、フィルはディレクターのリタとカメラマンのラリーとともにペンシルバニア州の小さな町パンクサトーニーへ取材に行くのだが、彼にとって時の止まったような田舎の町で同じ祭りの取材を毎年繰り返すのは嫌気のさすことだ。 取材を済ませたフィルは一刻も早く帰りたいのだが、突然の吹雪で道路が封鎖されパンクサトーニーへの滞在を余儀なくされてしまう。 翌朝6時に目覚めたフィルは、ラジオが昨日と同じ内容を流していることに気付く。 間違いなく再び昨日が訪れたのだ。そして、更に24時間経つとまたまたグラウンドホッグ・デーの朝。 毛嫌いする田舎町に閉じ込められたまま、とうに飽き飽きしているグラウンドホッグ・デーを何度も繰り返すことになったフィルだが・・・ 当初は暗い気分になるものの、やがて時間を繰り返して生きることの利点に気付くフィル。 究極的な立場におかれたフィルの選択は人間の性善を信じさせるもので、「クリスマス・キャロル」にも似たハート・ウォーミングさに恋愛模様も上手く加味された佳作。 変化の少ない毎日を肯定している点ではこの前に観た「素晴らしき哉、人生!」にも通じるものがあり、”当たり前のことに気付くために必要な非日常体験”というのはファンタジーの得意とするところなのでしょう。 |
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